SOHO GUILD

カンファレンス/講演

「SOHOと地域の情報化」講演録



第9回インフォ・フェアinわかやま‘01
平成13年11月7日/和歌山県庁
県民交流プラザ和歌山ビッグ愛

IT講演会(要旨)

 「SOHOと地域の情報化」 (財)日本SOHO協会副理事長 河西保夫 氏


(司会)
 河西保夫様をご紹介させていただきます。河西様は1960年岡山県でお生まれに
なりまして、1984年に出版とプロモーション企画を手がける株式会社クラブハウ
スを設立。代表取締役に就任されSOHOの草分け的存在としてご活躍されておりま
す。現在財団法人日本SOHO協会副理事長、総務省SOHOディレクトリ研究会委
員、総務省IMT2000次世代ビジネスモデル研究会委員としてもご活躍されてお
ります。

(河西保夫 氏)

 SOHO協会の河西です。今日は、SOHOと地域の情報化というテーマで話をさ
せていただきますが、SOHOという新しいワークスタイル、働き方が登場すること
によって世の中はどういう風にかわっていくのか、そういう視点でお話をさせていた
だこうと思ってます。
最初に、SOHOというと多くても5人から10人くらいの規模が一般的です。私は
東京の赤坂でクラブハウスという出版、マーケティング、プロモーションなどの仕事
を18年くらいやってます。会社には常時5〜6人のスタッフがいるんですが、プロ
ジェクトごとに、タスクチームというのですけども、増えたり、減ったりしています
。

タスクチームというのは、プロジェクトごとに目的を持った専門の人達が集まって、
ハリウッドの映画を作る作業をイメージをしていただければいいのですが、プロデュ
ーサーがいて監督がいて主演がいて脇役がいて、その数十倍の裏方のスタッフがいて
、1年なり2年なり制作をやって、その流通、ディストリビューション、プロモーシ
ョンそういう過程を通って目的が達成したら、一旦そのチームを解散してしまうんで
す。つまりプロジェクトの目的のために人が集まるわけで、組織そのもののために人
を集めてるわけではないんですね。これが、現在、特に先進国の目まぐるしく変化し
ていく高度消費市場のベースになってる組織論だと、私は思ってます。

 SOHOというキーワードが97〜98年くらいから一般化されてきたんですが、
私たちはSOHOギルドというNPOの団体を96年に結成して、日本で最初にSO
HOという名称を使った提言活動等を始めました。活動を通じて私個人が感じたこと
は、世の中が大きく新しいルールに変わっていけなければいけない時期なのに、現象
面は理解されるんですが、どうも「古いルールの上に新しい現象だけを取り入れよう
としてる」。そういうところの矛盾というか、システムの乖離という課題があるよう
な気がして、99年の「PC特別減税」、最近の「IT講習会」等、SOHO協会などの団
体活動を通じて、もう少し公的な場で発言ができるような、あるいは新しい提案やサ
ービスが出来るようなことをやってみようということで、5年ぐらいかかってSOHOの
公益法人を作ったわけです。

 本題です。SOHOという言葉をみなさんおそらく1度や2度聞いたことがあるかと思
うんですが、言葉としてはsmall office home officeの頭文字の略がSOHOになります
。インターネットに代表されるITが登場することによって、今まで大手企業が独占
していた情報発信のチャンネルを、一般市民や小規模の事業者、フリーランサー、在
宅の主婦たちが共有できるようになった。これがSOHOのスタートだったわけです
。きっかけは、たまたまニューヨークのマンハッタンの南部、ソーホー街に住んでい
るクリエータや美術家、そういう人達が94年から95年にかけて、今まで大企業が
独占していたウェブサイト作りに乗り出していく現象をとらえて、ワシントンのジャ
ーナリズムがソーホー街のソーホーという名前とsmall office home officeをかけあ
わせて作った造語なんです。

 SOHOではインターネットを使ったり、FAX、モバイル、携帯電話とかPCや
PDAなどのツールを使って情報発信をしています。仕事でインターネットという道
具を活用するような人達が本来のSOHOなんですね。ですからSOHOというのは
、テレワークというんですけれども、「いつでもどこでも働ける、新しいライフスタ
イル、あるいはワークスタイルを持っている人達」のことを指している、SOHO協
会の方ではそういう定義をさせてもらってます。
テレワークという言葉は90年代くらいから使われ、大手企業のサテライト勤務や在
宅勤務のことを呼んでいたんですが、現在のようにインターネットのユーザが3千万
人、モバイルを7千万人が利用しているっていう段階まで来ますと、大手企業だけで
なく、いろんな人がインターネットや様々なテクノロジーを使えば、いつでもどこで
も働ける、家でも十分仕事ができるじゃないかと。SOHOは、遠く場所が離れていても
、お互いすぐそばでコミュニケーションをしてるようにサポートできる技術、そうい
うIT革命の先端技術によって生まれたワークスタイルだと理解してください。
ですから、ちょっと乱暴な整理の仕方なんですけれども、ITを使ってテレワーク型
のワークスタイルで仕事をやっている人は、みなさんSOHOであり、SOHOという専
門職業があるわけではないのです。

 また、もう一つ視点を変えれば、「独立開業、つまり自分で自立してる人達」とい
う風に捉えることもできるんです。大企業に勤めているサラリーマンのワークスタイ
ルと独立して仕事をしている人達じゃ、基本的にワークスタイル、ライフスタイルっ
ていうのは大きく違うと思います。ワークスタイルというのはそのままライフスタイ
ル、人生観とか、その人生の生涯設計とかに全部つながっていきますので、単にIT
を使っているという次元の話ではなくて、自分がどういう風な生き方を選ぶのか?と
いうのがSOHOにおいては非常に重要なファクターになってます。

 今、約500万ヶ所、1500万人が10人以下の小さなオフィスで仕事をしてい
ます。法人が約150万ヶ所、未法人が350万ヶ所。平均でだいたい3人くらいで
す。
これは非常に大きな人口であり、市場なんです。この500万ヶ所のオフィスで、今
、20兆円のいわゆる事務所を維持運営するための損金市場があるといわれてます。
SOHOで独立してやってる方は、よくおわかりだと思うんですけれども、どんなに
小さい事務所であっても、事務所である限り最低限必要なことがありますね。それは
何かというと、マネージメントに関わるすべての作業、事業所の維持運営に関わる家
賃、通信、金融とか保険とか、宅配便をお願いしたり、コピー用紙を配送してもらっ
たりとか、こういう日常業務というのが、SOHOの中でも当然あるわけです。
最近は、日常生活を送っている場所に仕事が持ち込まれて、自宅のブロードバンドで
仕事をする。週のうち3日は仕事に会社に出るけれど、2日は家で仕事をする、そう
した在宅勤務、ホームワークも非常にポピュラーになってきてます。ですから、家庭
とオフィスが交配して境界線がますます曖昧になっていて、ホームワークのための商
圏や市場がうまれつつあるとも言われています。

ちょっと基本的なおさらいですが、やはりIT革命というのはインターネットなんで
すね。今、世界で3億人、日本人で3千万人ぐらいです。総務省の発表だと4千5百
万人を超したといわれています。でも、何でインターネットが重要なんでしょう?
 
例えばDM。1千人の見込み客の方にDMを出そうと思うと1通だいたい300円の
コストがかかるとして、30万ぐらいのコストがすぐかかっていきますね。ところが
インターネットを使えば、1千人に送るコストっていうのは基本的に無料、タダです
。
 インターネットを使うメリットのひとつは、コストの圧縮。それからお客さんと出
会うためには、インターネットを使わざるを得ないということもあります。どういう
ことかというと、今インターネットの検索エンジンで、SOHOとキーワードを入力
すると、26万件くらいヒットしますから、26万件のSOHOについての日本語のホ
ームページが存在するということになります。とてもいちいちカバーできる件数では
ありません、膨大な数です。でもキーワード検索で徐々に絞っていけば、やがては目
的のひとと連絡をとることが可能です。数千万人が参画しているネットを上手く使い
こなせれば、格段のメリットがあるわけです。
 例えば、私の場合、自分の最近の資料っていうのは、インターネットで自分の名前
を検索するんです。そうすると自分で書いたものもありますし、マスコミや他のサイ
トの方がインタビューに来たものとか、色んな形で出てるものを集約することが出来
る。そういう使い方をするわけです。だから一種のデータ整理箱であり、図書館なん
です。図書館があって、そこの情報を個々の人が勝手に自分の目的の為に使っている
世界、それがインターネットなのです。

 自分が出会いたい人に対して情報を送ろうと思うと、いろんな手法があるんですが
、「サイト」「ホームページ」を運営してる人にメールを送るというやり方もありま
す。あるいは、SOHOが宣伝、顧客サービスなどでよく活用する「メールマガジン」と
いう方法があります。大半は無料なんですけど、今ネットマガジンの本屋さん「まぐ
まぐ」で7千種類ぐらいのメールマガジンが登録されて、延べで3000万部発行されて
います。これはもうホームページにわざわざ出掛けていくっていうのが手間だと感じ
る人も多いので、あらかじめ自分の関心領域のメールマガジンに登録することによっ
て、専門情報が勝手に向こうから無料で送付されて来るわけです。

今、インターネットは、特に若い人達の間では、ごく日常的なツールとして使われて
います。これは非常に重要なことで、仕事をお願いしたりする時は、みなさんだいた
いインターネットを使って検索をしますから、インターネット上にホームページがな
いとか、インターネット上に会社の名前が載ってない場合はヒットしません。ヒット
しないということは、存在しないんです。だから、ビジネスに参加できるできないの
次元ではなくて、もともと交流可能な場所にいないことになるわけです。
事業を展開していく上では、インターネット上にまずサイトを作って自分たちの認知
をしてもらう。同じ土俵にあがるということです。情報発信を始める前にまず認知を
してもらわなきゃいけない。認知をしてもらって、それから初めてホームページをじ
ゃあどういう風に作っていこうか、あるいはそのメールマガジンをどう発行していこ
うか、という作業になっていくわけです。

 「メーリングリスト」というのは、10人の人が参加すると10人の人に1つのメ
ッセージが同時に着信するんですね。ですから10人のうち5人の人が意見を3回ず
つ話をしたら5×3で15件のメールが10人の人全員に来るわけです。非常にうる
さい、うるさいけれども、さながら会議室にいるような感覚で情報を共有できるんで
す。現在においては、メーリングリストがないと、仕事は成り立ちません。

いかにメーリングリストの情報をストレスなく処理できるか?例えば5万人の見込み
客のデータがある、5万人の見込み客にメールを送ってレスポンスが3%あった、そ
の3%の顧客に対して、じゃあどういう風にアプローチしていくか?顧客管理をどう
していくか?
こういうことをSOHOの事業者は、大手企業とほぼ同じ視点でやってるというわけ
なのです。
 ですから、インターネットを使ってないと市場に参加できないんです。インターネ
ットは合理化ですから、今まで人間が介在してやっていたものを、どんどんコンピュ
ータが合理化していくことですから、200年前の産業革命と同じです。とにかく参
加していないと市場の新しいトレンド、現象をキャッチアップできないわけですから
、否応なく参加していく。そこで今どんな新商品が出ているのか、競合他社は何をや
っているのか。そういうのを常にリサーチをして業務をやっていくことが、IT時代の
新しいルールになりつつあるのです。

SOHO500万事業所のうち、仮に今10分の1の50万事業所がホームページを
持っていたとしたら、50万社がそのインターネットの中で競合してるわけです。イ
ンターネット上では時間とか場所という概念がありませんから、この仕事を出したい
、あるいはこういう風な仕事を受注したいというビジネスの出会いの場が、常に存在
してるんです。例えば「楽天ビジネス」というチャンネルがあるんですけれども、こ
こでは仕事を出したい人が常時仕事を自由に流して、それに対する入札、コンペティ
ションが24時間常時行われています。そこに参加するための制約というのはありま
せん。ですから学生だって受注できるし、大手企業だって自由に発注の側にまわって
SOHOと情報のやりとりができる。その中で比較的受注に成功している人達に共通して
いるのが、ブランドロイヤリティをインターネット上でつくり出している、認知され
ているということですね。
とにかく認知されること、あるいは、市場に自分の存在を気付いてもらうことは重要
です。その最初の情報を引っ張って来ないことには、マーケティング活動が成り立た
ない。これはインターネットがこの数年間で推し進めてきたIT世界におけるビジネス
の特徴だと思います。
  もちろん、まだ全てのビジネス全般に共通してることではなくて、インターネッ
トを使っている産業、市場に限定されていますが、今後ますますブロードバンド化が
推進されてくると、インターネットの中で情報の編集とか、あるいはその情報の発信
、そのノウハウを身につけることが出来なければ、下手をするとビジネス、市場の中
に存在できなくなる。そういう時代も到来するんじゃないかなと、私自身は思ってま
す。

 最後に、従来の仕事は、顧客がいて担当者がいて、その出会いの場である企業の職
場が仕事の現場になっていたわけです。ところがITが入ってきて今どういう風に変
わってきたかと言うと、メールやメーリングリストで24時間情報がどんどん送られ
て来ますから、まず時間があまり関係ない。次に場所が関係ないですね。複数のタス
クチームがいて、それぞれがテレワークをやっていたりモバイルワークをやっている
。打合せの場所っていうのも、ネットワーク上でまず打合せをやる。その後モバイル
ワーカーのオフィスでやったり、テレワーカーとの接点の場所でもある、自宅や近所
のカフェやホテル、駅などのステーションで打ち合わせをやるわけです。
 特に個人事業者とかSOHO系の人達のワークスタイルの場の流れは、例えば都心
だと、ビジネスカフェとか、人が集まりやすい場所で打合せをする形態が最近増えて
ます。それから共同のレンタルオフィスや郊外の場合は自宅ですね。

分業パートナーや専門家の人達が、それぞれ目的別に集まって共同チームでやります
から、異業種の人達と一緒に仕事をするケースが多いんです。相手を認知して、お互
いの能力を知った上じゃないと仕事できませんから、結構プライベートな部分とパブ
リックな部分が融合していくような現象があります。
ですから、例えば、クライアントが大阪にあったとしても、受けた人が和歌山であれ
ば、和歌山の郊外に、アメリカでは「サードプレイス」というんですが、自宅でもな
いし、従来型のオフィスでもない自由に誰でも出入りできる共同作業の拠点、郊外型
のSOHOの拠点、こういうところに集まって仕事の情報の共有をしていくとか、そ
ういうスタイルが今後出てくるんじゃないかな、という気がしています。

 仕事の仕方が変わると当然その生活のあり方も変わります。住居のスペースも当然
変わりますし、オフィスの立地の変化もあったり、その都市の景観とか人の流れとか
、情報の流れも大きく変わる。そういうSOHO化された社会でどういう風に今後企
業や個々のSOHOの人達は変わっていけばいいのか、どうういう変化に対応してい
けばいいのか?

いわゆるモバイルワークが浸透し易い企業というのは、まず情報リテラシーが高い企
業です。次に、新規事業の開拓志向が強い、これは当然ですね。あと、効率性、コス
ト意識が高い、これも当然だと思います。あと社員、スタッフの意識ですね。情報の
受発信に敏感、自分から情報発信が出来ない人はスタッフとしては非常に厳しくなっ
ていくと思います。
 SOHOは比較的スタッフワークが多いんですけれども、情報発信を自らできない
人っていうのは、インターネットの市場原理に合わないですね。メールでやりとりす
るということは、自分で原稿を書く行為と同じですから、ホームページを作ってキャ
ッチを決めて、インフォメーションを出すという作業、それ自体がマーケティング行
為ですから、これが出来ないスタッフというのは、シビアにいうとインターネット社
会ではそぐわないんです。だからジェネラリストよりスペシャリストが、今後は求め
られていくと思われます。
あと、会社や地位よりも社会的評価を重視する。それと社内の人脈にこだわらないで
広く外に出て行って人脈を作っていく。つまり会社の雇用形態もこれから変わります
。年俸制が崩壊していわゆる成果主義に切り替わっていきます。そしてタスク型、目
的達成のためにはアウトソーシングした方が効率がよければ、どんどんSOHOに企業も
外注していくようになりますから、裁量労働が導入されたり適正な評価軸を持つとか
、あるいはその会社の外で仕事をする場面が非常に多くなる。自宅でのホームワーク
だとかモバイル移動型のワークスタイルですね。
それからその組織内でどんどん起業家推進、分社化が進められていくと思います。

 今日参加されてる方の中には、こうすれば家で仕事が出来るという具体的なやり方
を聞きたかったんだとか、今すぐSOHO的なワークスタイルを身につけたいとか、
あるいはSOHOで独立開業準備してる、だから何をすればいいのか?とか、いろん
な要望がおありかと思います。
 これに関してはSOHO協会のサイト、http:www.j-soho.or.jp/ ホームページで
各種のQ&AやSOHOに関する基本的なノウハウ情報も公開しています。SOHO
レポートのようなメールマガジンも無料で出ています。ですからSOHOというキー
ワードで検索していただいて、それぞれの課題とか目的に合った、それぞれのビジネ
スのヒントになるようなコンテンツが、必ずネットの上にあると思いますので、是非
インターネットを使ってリアルなSOHOに触れてみて下さい。今日の話をきっかけ
に、より理解を深めていただければ、大変ありがたいことと思います。以上で私の話
を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

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●河西保夫(かわにし・やすお)
 1960年生まれ。出版社(株)クラブハウス代表取締役。
 財団日本SOHO協会副理事長。『SOHOスタイル』の提唱者。
 東京ドーム『ルナパーク』開設運営(100万人動員)
『JAS777/ インターネット虹の機体デザインコンペ』他企画多数。
 95年以降のSOHO支援要望運動では政党幹部、各省大臣
会合で大蔵省令通称『PC特別減税』、総務省『SOHOデ
 ィレクトリ開発』等の成果を得る。最近公開したSOHO
 セレクトショップ『sohostyle.tv』では初のネット銀行
SOHO 口座制度をスタート。『SOHO独立開業』シリーズ新刊
『eビジネスの素』(クラブハウス刊)に最新事例掲載。

「東京ドーム楽園物語92」で第一回日経イベント大賞特別企画賞受賞。
編著/『オリコンNO1ヒット500』『無党派時代の智恵』『SOHO STYLE』シリーズ等.
各種委員など
 日本広報学会会員
 総務省『SOHOディレクトリー研究会』事務局運営、
 総務省『IMT2000次世代移動体通信ビジネスモデル研究会』委員
 社会経済生産性本部『SOHO社会研究会』委員
 旧国土庁モバイル研究会委員、旧建設省荒川流域高度情報化研究会委員
 和歌山県IT戦略会議ボード委員、他。
 財団法人日本SOHO協会副理事長 http://www.j-soho.or.jp/
 SOHOSTYLE.tv主宰  http://www.sohostyle.tv/
 SOHOギルド主宰  http://www.sohoguild.co.jp/
  
 E-mail kawany@sohoguild.co.jp